審査日:平成28年7月12日
応募点数:87点
受賞点数:作品部門7点、緑の取り組み部門2点 合計9点
審査委員:審査委員長 近藤三雄(東京農業大学名誉教授)、安藤敏夫(千葉大学名誉教授)、飯島健太郎(桐蔭横浜大学・医用工学部准教授)、町田ひろ子(町田ひろ子アカデミー代表取締役社長)、
槇島みどり(東京農大客員教授、景観デザイナー)、八木波奈子(ビズ出版編集長、代表取締役)、前田悟(屋内緑化推進協議会会長)
今回より、最優秀賞に農林水産省生産局長賞を授与し、優秀賞4点には順位は設けず、賞を提供してくださった団体にふさわしい作品を選び、団体の設立順に掲載としました。
■作品部門
受賞:農林水産省生産局局長賞
タイトル:「バスタ新宿 屋内緑化」(東京都渋谷区)
→ https://goo.gl/Q3Hrkc
受賞者:国土交通省関東地方整備局 東京国道事務所・株式会社フジタ東京支店
株式会社日比谷アメニス・株式会社グリーバル
利用者に対する「おもてなし」「やすらぎ空間」を求め、ターミナル施設に緑化空間をつくり、滞在を快適に過ごせる空間として整備している。植栽とベンチの組み合わせや、座れる人工芝ベンチ等利用者に楽しむ時間を提供している。公共空間である交通施設のあたらしいあり方として、画期的な取り組みであり高く評価でき、今後の普及を期待して選ばれました。
受賞:一般社団法人日本インドア・グリーン協会理事長賞
タイトル:「植物工場レストラン 野菜ディスプレイ」(沖縄県豊見城市)
→ https://goo.gl/ytA44p
受賞者:株式会社ジェイシーシー・株式会社グリーンウインド
店産店消を目指した植物工場レストランへの取組みとして、野菜栽培兼ディスプレイ用の什器を設置している。野菜は、農薬を使用しない安全野菜としてレストランの食材として使用されている。店舗内の二酸化炭素を栽培什器に取り入れ、植物により浄化された空気を店舗内に排出している。植物を使用した空気清浄、過湿等の環境改善はインテリアグリーンの新たな利用につながるため、選ばれました。
受賞:公益社団法人日本家庭園芸普及協会会長賞
タイトル:「あたらしい植物の居場所」(東京都千代田区、神奈川県横浜市)
→ https://goo.gl/S9tXcK
受賞者:株大和リース株式会社東京本店
植物の居場所にオフィスのニーズをプラスし、付加価値ユニットの組み合わせることで、安心と五感に響く癒しの効果を演出した。植物を積み上げることで、同じ床面積で多くの緑を置くことが可能。自動灌水によりメンテナンスを軽減した。レイアウトフリーで色や形の組み合わせを自由にでき、パーテーションや書棚との兼用を可能としている。新しい提案として優れており選ばれました。
受賞:一般財団法人日本花普及センター会長賞
タイトル:「Green Pillar」(沖縄県沖縄市)
→ https://goo.gl/qIHSAa
受賞者:株式会社大川・有限会社プラネットファーム
植物の居場所にオフィスのニーズをプラスし、付加価値ユニットの組み合わせることで、安心と五感に響く癒しの効果を演出した。植物を積み上げることで、同じ床面積で多くの緑を置くことが可能。自動灌水によりメンテナンスを軽減した。レイアウトフリーで色や形の組み合わせを自由にでき、パーテーションや書棚との兼用を可能としている。新しい提案として優れており選ばれました。
受賞:一般社団法人日本ハンギングバスケット協会理事長賞
タイトル:「上質のリビングルーム」(愛知県名古屋市)
→ https://goo.gl/TjZC4O
受賞者:株式会社アルフレックスジャパン名古屋・株式会社フタムラグリーンサービス
「上質な快適さ」を家具とともに提案するために、ゾーンごとに植物種に統一感を持たせてある。ハンギングと床置きの植物を配置し、座った時、寝転んだ時にも緑が目線に入るよう置き場に工夫がなされている。アンシンメトリーな一歩先を行くデザインとなっている。ハンギングで動きが出ており会の目的に合致しており、選ばれました。
受賞:屋内緑化推進協議会会長賞
タイトル:「森の書店」(埼玉県越谷市)
→ https://goo.gl/aLZ4Yk
受賞者:株式会社明文堂プランナー・株式会社パーク・コーポレーション
本と珈琲を楽しむ空間とするため、まるで森の中にいるような室内とは思えない空間を演出している。天井まで届く樹木と、柱に取り付けたハンギングの緑、光に照らされて出来た植物の影が快適な空間を演出している。屋内では敬遠されがちな水什器を設置し、水音と光のゆらぎを演出しゆっくりと読書ができる空間としている。演出に優れた例として選ばれました。
受賞:審査委員特別賞
タイトル:「自然とともにある暮らし」(東京都練馬区)
→ https://goo.gl/UKrFO8
受賞者:株式会社コスモスイニシア・株式会社パーク・コーポレーション
集合住宅のエントランスであるが、外部の景色と内部の緑を融和させている。植栽付ベンチと水盤付きプランター、壁面の緑、さらに木漏れ日を演出する照明で、公園にいるような心地よさを演出している。グリーンと一輪挿しの花が鏡に映り込み、緑につつまれているような空間演出をしている。優れた演出がなされているとして特別賞に選ばれました。
■緑の取り組み部門
受賞:審査委員特別賞
タイトル:「がんばれステップガーデン」(大阪府吹田市)
→ https://goo.gl/5W7lBU
受賞者:株大和リース株式会社大阪本店
駅前の市との区分所有の複合商業施設のコミュニティーセンターの共有スペースに高さ13mの柱状壁面緑化である。メンテナンスにブランコ作業を取り入れ時間と費用の軽減を図っている。このような新しい取組みが評価され選ばれました。
受賞:屋内緑化推進協議会奨励賞
タイトル:「電車内緑化 リニモグリーン車」(愛知県長久手市)
→ https://goo.gl/vUOCMU
受賞者:ひらひら日本実行委員会、ひらひらリニモ参加者一同
愛知万博公園沿線を走る電磁浮遊式電車リニモの車両を1日チャーターし、車内全てを緑化して乗客を乗せて走った。車窓に花飾りをしたり、床に子供が寝転んだり、動く庭のような空間は今まで味わったことのない空間であった。適切な緑量にすれば十分実用になり得るものでもので、将来の緑あふれる都市生活を想像することのできる取組みとして、選ばれました。。
■募集要項
本年度の屋内緑化コンクールでは、「作品部門」「緑の取組み部門」「緑のいいね部門」の3部門を募集します。
対象室内緑化には、室内、地下空間、庇のある空間(ピロッティー、ベランダ等)、光庭、中庭を含みます。
A.作品部門
公共施設(病院、老健施設、学校等含む)、商業施設、店舗施設、事務所施設、住宅施設等に室内緑化を施工した事例を応募対象とします。
B.緑に対する取組部門
公共施設、学校、病院、老健、事務所、店舗、集合住宅、NPO等で室内において植物を使用した取り組み(一人一鉢運動、社員による維持管理、鉢花贈呈、コンテナ寄せ植え教室、植物を使用したクラフト作成等)事例を応募対象とします。
C.緑のいいね部門
緑のいいね部門に応募できる対象施設は、街で「いいね」と感じた屋内緑化とします。
詳しくは募集要項をご覧ください。
・募集案内
募集要項
A.作品部門
申込書 作品部門エントリーシート
B.緑の取組み部門
申込書 作品部門エントリーシート
C.緑のいいね部門
申込書 作品部門エントリーシート